ギャルリももぐさ/百草
作品/百草
Temporary Exhibition Gallery Permanent Exhibition Gallery Cafe Outline & Access Momogusa Original Masanobu Ando's Work Akiko Ando's Work Published Momogusa Blog.
   

 

 

 



石 原 稔 久 展

空想と実存


2023.9.23 sat- 10.9 mon
休廊日 9.26tue, 10.4wed

 

 

僕の空想を僕の仲間達と
百 草 に 描 いて み た い 。
食、木工、花、絵。
無限に広がる僕のイメージ(空想) が
百草という空間で形(実存)になったとき
そこにどんな景色が広がるのだろうか。

石原稔久




 

 

空 想と実 存 の 世 界 の 仲 間

 

食 /コトツキ、
木工/ 鈴木利和
花 / quatre_plus
絵 / 無津呂昌子


作家在廊 9.23sat, 24sun
[石原、鈴木、quatre plus、無津呂]

 

 

アーティストトーク
『 生 活 工 芸 と 物 語 』石 原 稔 久・ 安 藤 雅 信( 司 会 )
2023.9.23sat 16:00-17:30
場 所 :ギ ャ ル リ 百 草 参 加 費 : 無 料

 

 

 

 

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コトツキ、ランチ


福岡県飯塚市で美味しいレストランを営むコトツキ、さん。
今回は石原さんの器でスペシャルランチをご用意していただきます。
石原さんからのお土産付きです。
どうぞお楽しみに。

 


9/23 sat & 9/24 sun
1日30食限定 3部制

8/26(土)10:00 〜 百草オンラインショップにてチケットを販売します →こちら

 

 

     
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イ ン ス タ グ ラ ム 、Y o u T u b e で
様 々な 人 が 様 々な 形 で 表 現 を 行 うように な って ず い ぶ ん 経 つ 。
これらの現象は人々の価値観がモノの時 代からコトの時 代へと移り変わったことを教えてくれる。
メントスコーラも激辛もスライム風呂もモノの価値ではない。
あらゆるモノがネットで買えるようになった時 代に人々が求めたのはコトだった。
人々は「買う理由」を必要としたのだと思う。
生活工芸はまさにその「買う理由」を人々に提案したのだと思う。
空 間 や 照 明 、音 楽 、表 現 者 の 暮 ら し や 思 考 、あ く ま で 個 人 的 感 覚 で は あ る が 、
生 活 工 芸 と は モ ノと 共 に コト を 提 供 す る 工 芸 と い え る の で は な い だ ろう か 。
だ と す る と 僕 は 日 本 で も 屈 指 の 生 活 工 芸 作 家 だ と 言 え る の で は な い だ ろう か 。
僕 の 作 った 人 形 に は い つ も 物 語 が あ る 。
物 語 と は ま さ に コト に 他 な ら な い 。
人形の背景を描くことで人形に生命が吹き込まれ、空想は実存を帯び始める。
今 回 は 僕 の 空 想 を 僕 の 仲 間 達 と 百 草 に 描 い て み た い 。食 、木 工 、花 、絵 。
無 限 に 広 が る 僕 の イメー ジ ( 空 想 ) が 百 草 という空 間 で 形 ( 実 存 ) に な ったとき
そこにどんな景 色が広がるのだろうか。

 

石原 稔久


                                              

 

 

     
 

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石原稔久
1973年
福岡県生まれ

1996年
武蔵野美術大学彫刻科卒業。
大 学 在 学 中 は 鉄 、プ ラ ス チ ッ ク 、木 な ど を 使 っ て 課 題 制 作 を し て い た 。特 に 木 を 彫 る 工 程 は 後 の 半 乾 きの 粘 土を 彫 って 成 形 する 現 在 の 作 陶 スタイル の 基 礎 とな って いく。

1998年 茨城県笠間窯業指導所卒
指導所で初めて器というものに出会いのめりこむ。
コンセプト重視の現代美術に対して、形そのものへ肉薄する工芸に惹かれる。

2000年 福岡県宮若市に築窯。笠間時代に勉強した薪での焼成に魅了され穴窯を2ヶ月かけ1人で築 く 。
作 っ た 窯 は や や 備 前 的 な 形 状 を し て い る 。
以後の10年間は売り込みやクラフトフェアの参加、友人の紹介などで少しづつ仕事を得ていく。

2011年 焼き物絵本の制作。
この頃から人形を本格的に作り始め、物語とセットにした表現をスタートさせる。

2014年 フランスにて個展
海 外 で の 展 覧 会 が 少 し づ つ 始 ま り 、器 と 人 形 を 含 め た オ ブ ジ ェ の バ ラ ン ス が 変 わ り は じ め る 。 展 覧 会 に 占 め る オ ブ ジ ェ の 割 合 が 増 え 、以 後 展 覧 会 を 器 だ け で 開 催 す る こ と は 、ほ と ん ど な くなりテーマ性のある個展活動となる。

2016年 中国、北京にて個展 中国での展覧会活動は北京の鈴木商店さんから。彼らの姿勢に惹かれ以後毎年個展を開催。 親 友としても交流するようになる。

2020年 感 染 症 の ひ ろ が り に よ り 家 で の 時 間 が 増 え や れ る こ と も 増 え た 。こ の 年 東 京 、 森 岡 書 店 で の 「 表 紙 絵 本 展 」。吉 祥 寺 p o o o l で の「 U T S U R O 」偽 雑 誌 創 刊 。
熊 本 e c r u で の「 ポ ス タ ー 展 」と 紙 媒 体 三 部 作 を 開 催 。

2021年 こ の 年 く ら い か ら 物 理 学 に 魅 了 されながら「 創 造 と は 何 か ? 」「 芸 術 と は 何 か ? 」 と 考 え 始 め 、 対 談 や ト ー ク ラ イ ブ を 開 催 。言 語 化 の 限 界 を 感 じ つ つ も あ き ら め き れ な い で い る 。


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社会が変化する時、芸術の役割も変わる。明治時代、欧州各地で開かれた万国博覧会で世 界 は 世 界 を 知 っ た 。日 本 か ら 出 品 さ れ た 大 き な 壺 の 梱 包 材 と し て 使 わ れ た 浮 世 絵 が 、後 期 印 象 派 や ア ー ル ヌ ー ボ ー に 影 響 を 与 え 、バ リ の ガ ム ラ ン 音 楽 を 聴 い て 衝 撃 を 受 け た ド ビ ュ ッ シ ー は新しい和声を作り上げた。機械文明が普及した19世紀後半からは特に変化が早くなり、 写真機の発明もあって画家の仕事は大きく変化した。20世紀末、コンピューターの普及は 芸 術 表 現 に 新 し い 世 界 を 与 え 、チ ャ ッ ト G P T は 仕 事 の 在 り 方 す ら 変 え て し ま う だ ろ う 。
コ ロ ナ 禍 の 行 動 制 限 が な く な り 、気 が 付 く と や は り 社 会 は 変 わ り つ つ あ る 。家 に い る 時 間 が 長かったので生活に重きを置き始め、SNSの発達で権威や序列など気にせず自分の観点で 物 事 を 見 ら れ る 人 が 増 え て 、美 術 と 工 芸 の 間 の 壁 も 一 気 に 低 く な っ た 。僕 の 世 代 は 戦 前 か ら 続 く 文 化 の 影 響 下 に あ り 、大 人 や 業 界 の 権 威 が 強 か っ た 。そ れ ら に 対 す る 反 骨 精 神 が 今 ま で の 原 動 力 に な り 、ま た 世 も サ ブ カ ル チ ャ ー を 生 ん で き た 。こ れ か ら の 時 代 は 大 人 文 化 や 権 威 も 自 然 と 弱 く な り 、我 々 よ り 下 の 世 代 は 物 事 を フ ラ ッ ト に 捉 え 、メ イ ン や サ ブ と い う 意 識 す ら 持 た な く な る と 思 う 。い や は や 竜 宮 城 か ら 戻 っ た 浦 島 太 郎 の 気 分 で あ る 。僕 と し て は 闘 う 相 手 が い な く な っ て 取 り 残 さ れ た 感 じ だ が 、共 存 を 目 的 と す る 新 時 代 が 到 来 し た こ と を 喜 び た く 思 う 。 7 年 振 り 、 2 回 目 の 個 展 と な る 石 原 君 は 、今 展 に 対 し 、 溜 め 込 ん で き た 思 い と ア イ デ ア を 一 杯 話 し て く れ た 。元 々 、美 術 と 工 芸 の 壁 を 作 ら ず 、美 大 の 彫 刻 科 で 培 っ て き た 感 性 や 技 術 、 そ し て ス ト ー リ ー テ ラ ー の 才 能 を 一 体 化 さ せ る 制 作 姿 勢 で あ っ た が 、こ の 三 年 の 間 も 地 道 に こ つ こ つ 仕 事 を 積 み 重 ね て き た こ と で 磨 き が か か っ て い た 。今 展 で は 舞 台 装 置 の よ う に 現 実 と非 現 実 の 世 界 を 楽しむ 物 語 的 な 空 間 を 作り上げるそうだ 。
コ ロ ナ 禍 の 行 動 制 限 中 、彼 は S N S 上 に 仮 想 ク ラ フ ト フ ェ ア「 ア ン デ パ ン ダ ン c r a f t 市 」を 立 ち 上げ、多くの仲間に呼びかけて、craft市を成功させた上に作家達の間接的な援助の機会と し た 。そ の 後 も 地 元 の 多 ジ ャ ン ル の 仲 間 た ち を 盛 り 上 げ よ う と 奮 戦 し て い る 姿 は 頼 も し い 。 どのような形でこれからの「生活工芸」の新しい局面を開いていくのか楽しみである。今展は 大がかりな装置も登場する。乞うご期待。                  安藤 雅信

     
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[食]

コトツキ、
香月恵樹

1978年 福岡県生まれ

1997年 家業の飲食店で料理人としてスタート

1999年 宮崎県のフランス料理店でフランス料理を始める

2004年 フランス、スイスに渡る

2008年 家業を継ぐために実家に戻るも家族の不調などから食について見直し始め独立を決意。

2020年 妻と共に、木工作家の鈴木さんと二人三脚でコトツキ、の準備に入る。
工事途中に石原さん、quatre_plus真由美さんにも協力してもらいながらコトツキ、をオープン。
食の安全、季節の野菜の美味しさを感じてもらえる料理の提供を心掛け日々料理と向き合う。

     
  [木工]

鈴木利和

1979年 福岡県生まれ

2007年 福岡県立田川高等技術専門校木工家具科卒業
5年以内の独立を目指し、福岡県大川市など、一人一品製作の家具製造会社にて下積み生活を送る。
同時に独立場所を探し始める。

2013年 福岡県筑紫野市にてオーダー家具屋として独立。
築130年、崩かけの古民家を工房兼住居にすべく住みながら改修を始める。この自宅改修が建築を学ぶきっかけとなり空間作りに可能性を見出すことになる。

2020年 店舗施工として初受注。コトツキ、を香月夫妻と共に作る。

2023年 陶芸家石原稔久さん、多見子さんの工房増設工事。

コトツキ、を手がけたことを機に店舗内装工事の依頼を徐々に頂く。
古材や古家具、古建具など今あるものを生かしたお店作りを提案している。
     
 

[花]

quatre_plus

1972年 福岡県生まれ

2011年 花に関わる仕事を始める。

2015年 フリーとなり独学で活動を進める

2020年 コトツキ、と出逢う。オープンニングの店内装花をさせていただく。

2021年 コトツキ、にて毎月期間限定花屋を始める。


「日常に花を」
をコンセプトに、活動中。
限定花屋の他、店内装花、また花の会としてWSも毎月開催。
肩肘張らずに花を愉しむ時間を、植物に触れる心地良さを御提案しています。

     
  [絵]
無津呂昌子

1977年 佐賀県生まれ
1997年 東洋美術学校グラフィックデザイン科卒業
1998年 佐賀、福岡のデザイン事務所にてグラフィックデザインの仕事に従事。
2007年 福岡を拠点にイラストレーターとして独立。
2018年 住まいを大分の山と海に近いどころに移し自然を近くに制作をはじめる。

長年イラストレーターとして分かりやすく伝わるようにイラストを描いてきました。
住まいを自然の近くに移し見て触れて聞いて感じることで輪郭がぼやけはじめ
今は、刻々と変化する雲のように描いていけたらと思っています
     



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