昨年9月に出版された、岡本敬子 さんの「私の定番」。
「自分が何を好きなのか、それが定番をつくっていく。」帯のお言葉にも表れていますが、かっこいい、素敵な憧れの女性です。instagramに投稿していらっしゃる毎日のコーディネートを拝見し、お洒落っていいなぁとつくづく思います。
敬子さんは専門教育の後スタイリスト、アパレル会社のP R部門、自身のブランド立ち上げ、とファッションの王道を歩いて来られました。私自身はファッションに憧れながらも何の勉強もせず、必要になって手探りで自分の様式にたどり着きました。
敬子さんのお言葉から、「定番」と言えども決め込むのでなくて自由でいいんだ、と気づかされました。人により感性、好みも必要も違い、一人の一生の中でも変わっていきます。全員がずっと同じ定番なんてあり得ない、あたりまえのことに。
以下のあとがきに記されたお言葉に、深く深く頷き、心からそうありたい、と思います。そしてこのたび、ファッションの大先輩にお話を伺うのを楽しみにしております。
「失敗や年齢を重ねて気がついたのは、「定番」というものは自分の価値基準で決めた方がもっと楽しいということです。その時の気分で変化をすることを恐れずに。固定観念にとらわれるのはもったいない。常にしなやかに生きていきたいと考えています。」
お会いしてお話を伺える貴重な機会、ぜひご参加をお待ちしております。
サイン本の販売もございます。 |